高卒で未経験から事務へ転職するのに必要な事

高卒で未経験から事務へ転職するのに必要な事

事務職と言う仕事は数ある仕事の中でも近年人気の職業であり、それゆえに…

 

高卒だけど事務職に転職したい…だけど、高卒だとやっぱり事務職への転職は厳しんだろうか?

 

と悩んでしまっている人が少なくありません。

 

そこでここでは「高卒で未経験から事務へ転職するのに必要な事」と言うテーマで本気で事務への転職を目指す高卒の方に向けたお話をしたいと思います。

 

※初めの方で少し厳しいお話をしますが、このページのテーマはあくまでも高卒事務未経験のあなたが事務への転職にどうすれば成功できるのか?なので、本気で事務への転職を目指す場合には是非最後までご覧下さい。きっとお役に立つはずです。

 

「高卒未経験だから事務への転職が難しい」のではない!!

 

まず、高卒で未経験の状態から事務への転職を望むのならば、理解しておかなければいけないことがあります。

 

それは「高卒だから事務への転職が難しいわけではない」ということです。

 

高卒でなくても、専門学校卒業でも、大卒であっても最近では事務職の正社員として転職することは厳しいのが現実です。

 

また「高卒だから」などの学歴だけが問題なのではなく、例え経験者であっても、つまり「未経験でなくても」事務での転職は難しいのが現実です。

 

なぜなら、パソコンソフトの発展、派遣社員の利用が十分に広まっていること、そして海外の安い労働者を利用した事務の格安外注サービスも沢山あるからです。

 

経理なんかを考えればわかりますが、一昔前は実際のお金の出し入れを行うことも多かったですし、会計ソフトもないので電卓を叩き、それを試算表などの形にまとめ、間違いがないかを何度も電卓を叩いて確認して…という作業を行っていました。

 

それ故に最低限簿記に関する知識は必要ですし、人に関してもそれなりの人数が必要でした。

 

しかし、今や経理は会計ソフトがあれば、ろくに簿記の知識がなくても経理の大半の仕事はできますし、人間が電卓を叩く場合と違い合計金額が違うなんてこともありません。入出金に関してもネット上でお金のやり取りが済んでしまいます。

 

つまり、一昔前と違ってほとんど人手が必要ないのが事務職なのです。

 

それ故に正社員としての事務職の求人自体が少ない状態であり、高卒かどうかに関係なく、事務職への転職は基本的に厳しいのが現実です。

 

「高卒だから」などということで心配する必要はありません。

 

大卒が就職や転職について語る巨大掲示板のスレッドなんかを見るとわかりますが、大卒は大卒で「事務職やるんだったら大学なんか出ないで高卒の段階で早めに事務職に就いた奴の勝ち」なんて言っていたりします。

 

「高卒未経験だから事務への転職が難しい」などと考えていると問題の本質を見誤ることになるので注意して下さい。

 

「事務職」に転職するための第一歩とは?

 

では、この様に事務への転職が難しい状況の中、高卒未経験で事務へ転職することは不可能なのでしょうか?

 

いいえ、無理ではありません。高卒未経験でも事務職へ転職することは可能です。

 

例え高卒未経験であっても事務へ転職することは可能です。

 

しかし、そのためにはぜひ確認しておかなければいけないことがあります。

 

「事務」といったら「(なんとなく)机に座ってパソコンを使って資料を作る仕事」くらいに思っていませんか?

 

もしも、あなたの事務に対する認識がこのようなものならば、正直な所高卒事務未経験のあなたが転職を実現するのは厳しくなります。

 

それというのも「事務の仕事」について理解していないからです。

 

確かに事務職の中には「机に座ってパソコンを使って資料を作る仕事」を求めてる会社もないわけではありません。

 

しかし、「事務の仕事」がみんな「机に座ってパソコンを使って資料を作る仕事」なのかといったら話は別!!

 

会社によっては様々な部署との調整役として事務職が動く場合もありますし、パソコンを使って資料を作るよりも接客なり、社外の人との電話対応がメインの仕事となることもあるからです。

 

その他、パソコンを使って資料を作る仕事であっても、会社に言われたものをただただ清書するよう中たちで資料を作るのか?自分で一から構成を考え資料を作成する必要があるのか?によっても違います。

 

つまり、同じ「事務職」であっても会社によって仕事内容は違うものであり、それゆえに求める人物像が違うのです。

 

それにもかかわらず、あなたが転職を考える企業の事務職の具体的な仕事内容を理解せずに転職活動してしまったのならば大抵は「的外れなアピール」をして終わりになります。

 

社外の人とも接することが多いので人当たりの良さが重視される事務の仕事なのに「MOSの資格があるのでワードもエクセルも自信があります」なんてアピールした所で意味がありませんよね?

 

正社員の事務職には社内の状況を把握して、派遣社員に適切な書類作成する支持を出して欲しいという企業への転職活動の際に「言われたことを言われた通りに書類にするのは得意です!!」なんてアピールしても「だったら派遣社員で間に合っているんだよね…」と思われてしまって終わりです。

 

だからこそ、しっかりと転職を考える企業の事務職が一体どんな事務職なのか?を理解することが必要ですし、高卒のあなたが事務への転職を実現するためにもっとも重要なことなのです。

 

転職は恋愛やプロポーズと似ている部分があるのですが、あなたのことを何も見ようとせず「イケメンだから大好きです」「美人だから大好きです」と適当なことを言われてうれしいでしょうか?

 

「こいつ俺(私)のことろくに見ないで何言ってるんだ?」と思いませんか?「もっと俺(私)のこと見て言えよ!!」と思いませんか?

 

企業の採用活動も同じです。

 

高卒に限らず事務への転職がうまくいかないと言う事で悩んでいる人の多くは、「事務職=机に座ってパソコンを使っている」くらいの印象しかないことがほとんどです。

 

まずはあなたが転職を考える企業の事務職が一体どんな仕事をしているのか?を見極めることが大切です。

 

資格アピールは辞めた方が良い

 

少し具体的なアドバイスとなりますが、事務未経験で高卒のあなたが事務職へ転職したいと考えるのならば「資格アピール」は辞めた方が良いです。

 

確かに履歴書に所有資格を記載すること自体は構いません。

 

しかし、志望動機に「○○(簿記やMOS)の資格を活かすことができる仕事だと思い」とアピールしたり、「○○の資格があるのできっと御社のお役に立てると思います」とアピールするのはNGです。

 

なぜなら、「資格アピールをする人は非常に多く、それゆえに資格アピールをすると“その他大勢になってしまう”」からです。

 

先程もお話した通り、しっかりと転職先の企業での事務職の内容をきっちり確認した上で資格のアピールが必要だと思うのならば、資格のアピールをすること自体は間違っていません。

 

しかし、それでも資格以外の面で違ったことをアピールすることも必要です。

 

「資格アピール」では10人いれば10人同じアピールになりますし、せいぜい違いは持っている級や資格の難易度程度の違いであり、みんなと同じアピールになってしまうので採用担当者の印象にも残らないことになります。

 

企業の採用というのは例え事務職の採用であっても「一緒に働く人」を求めているのであって、「資格をもっている人」を求めているわけではありません。

 

だからこそ、高卒でレベルが低いと言われる資格しか持っていない人でも事務への転職に成功する人がいる一方で、大卒で相当難易度が高い事務資格を持っていても事務への転職が一向に成功しない人がいるのです。

 

そして、だからこそ、全くの資格無しであっても事務への転職に成功する高卒がいる一方で、資格を持っている人が事務への転職に成功しないなんてことが起こりうるのです。

 

もちろん、先程もお話した通り履歴書に所有資格を書くこと自体はありですが、転職の際にアピールすべきは資格ではなく、しっかりと転職先の事務職の仕事について理解した上であることが大切です。

 

高卒で事務への転職を考えたのならば、まずは…

 

あなたが高卒で未経験の状態から事務への転職を考えたのならば、まず行うべきことは「転職エージェント」に相談することです。

 

では、何故高卒で未経験の事務へ転職を考えるあなたにとって転職エージェントに相談することが必要なのでしょうか?

 

それは「しっかりと転職先となる企業の事務職の内容について理解した上で転職活動を行うため」です。

 

先程もお話した通り、高卒に限らず事務への転職に失敗する最大の原因は「事務職に対する理解不足」であり、「転職先となる企業の事務職の仕事内容について十分な理解がないまま転職活動をしていること」です。

 

十分な転職先に対する理解がないまま転職活動するために、適切なアピール材料を見つけることができず、結局他の人と同じ資格アピールをして、その他大勢になって…ということになってしまうのです。

 

しかし、転職エージェントを利用して転職活動をすると状況が変わってきます。

 

それというのも、転職先となる企業でどんな仕事をすることになるのか?はもちろん、その企業では具体的にどんな人物を求めているのか?なども教えてもらえるからです。

 

それ故に適切なアピール材料を見つけやすいのはもちろんのこと、あなたの性格や人柄を考慮した上で転職しやすい事務職について知ることが出来るからです。

 

もちろん、転職エージェントの場合、ある程度採用可能性が高い求人を紹介することが前提となるので紹介される求人数自体は少なくなってしまいますが、それでも紹介される事務職に関しては採用可能性が高い事が基本となります。

 

それ故に「もともと採用可能性のない事務職へ応募して時間だけを無駄にしてしまう…」なんて心配をしなくても良いのが転職エージェントを利用して事務職の転職を考えるメリットです。

 

高卒で事務未経験のあなたが本気で事務職への転職を考えるのならば、ぜひ一度転職エージェントの無料相談を利用することをおすすめします。

高卒の転職に強い転職サイト

絶対に今より好条件の職場へ転職したい!!と考えるのならば、転職エージェントの無料相談を活用することをおすすめします。転職エージェントならば気になる企業の残業状況から上司となる人の人柄、職場の雰囲気など企業にとって都合の悪く求人情報に掲載できない職場の事情も教えてくれます。だからこそ、ブラック企業を避けることに役立ち、本当にあなたにとって働きやすい好条件の職場を見つけのに役立つのです。以下には厚生労働大臣の許可を得た無料で利用できる転職エージェントのうち、高卒の転職にも豊富な実績のあるものを紹介します。

リクルートエージェント

日本最大級の求人数を誇る大手転職エージェントです。大企業から中小企業まで幅広い業種・職種の求人があることはもちろん、初めての転職で利用する人も多く使いやすいのが特徴です。全国に16箇所の拠点が存在します。特に地方での転職を考える場合、30歳以上でこれまでの経験を活かしてより良い会社に転職したい場合におすすめです。

⇒リクルートエージェントの求人情報を確認する

就職カレッジ

20代のフリーター・ニート・短期離職経験者の就職・転職を専門とする転職エージェントです。「職歴がない」事を前提としているため、就職前・就職後のサポート体制がどこよりも手厚く、就職後の定着率が高く、離職する人が少ない就職を実現しています。はじめての就職を考える場合にはおすすめです。(フリーター・ニートからの就職が中心ですが、転職でも利用可能です。)

⇒就職カレッジの求人情報を確認する