高卒で介護職への転職を考えた時、失敗しない転職方法

高卒で介護職への転職を考えた時、失敗しない転職方法

超高齢化社会とも言える近年の日本で注目を浴びる職業といえば介護職です。

 

こうしたこともあってか高卒の人でも「介護職へ転職したい!!」という人は近年増加傾向にあります。

 

そこでここでは高卒で介護職への転職を考える人に向けて、失敗しない転職方法についてお話したいと思います。

 

一日も早く介護現場で働き始めてしまうことが大切!!

 

高卒のあなたが介護職への転職を考えるのならば…

 

まず何よりも一日も早く介護の現場で働き始めてしまう事が大切です。

 

高卒で介護職を目指す人の中には介護職員初任者研修などを受講してから介護職への転職を考える人もいますが、そんな研修なんか後回しです。

 

何故か?と言うと、介護職は仕事の好き嫌いがはっきり別れる仕事だからです。

 

「資格(介護職員初任者研修)をとって転職したものの介護の仕事が好きになれない(><)」という人もいるのが現実です。

 

介護という仕事は人と向き合う仕事であり、資格や研修で学んだことがそのまま通用する仕事ではないですし、だからこそ大変であり、だからこそそこに喜びを見出す人もいます。

 

まずは現場に入って本当にやっていけそうかどうか確認することの方が資格(介護職員初任者研修)なんかよりも優先順位はずっと上です。

 

また、介護職に関してはいきなり正社員に転職することに抵抗がある場合にはパート・アルバイトや派遣社員として働くのもありです。

 

それというのも、介護職はパート・アルバイトや派遣社員からスタートしてその後正社員になる人も多いからです。

 

介護以外の一般的な仕事の場合、パート・アルバイトや派遣社員と正社員の仕事内容が全く違うことから正社員を目指すのならばパート・アルバイトや派遣社員はおすすめしません。

 

しかし、介護職に関しては無資格の状態でパート・アルバイトや派遣社員からスタートして比較的短期間で正社員になる人も多いので、パート・アルバイト、派遣社員からスタートというのも一つの選択肢としてありです。

 

離職率は必ずチェック!!

 

高卒のあなたが介護職への転職で失敗したくないのならば、必ず離職率についてはチェックして下さい。

 

転職エージェントに確認するなり、職場見学の時に職員の方に質問するなりして必ず離職率は確認して下さい。

 

それというのも、介護職の現場は非常にホワイトな職場とものすごいブラックな職場とで大きく二分化されているからです。

 

介護労働安定センターの「介護労働実態調査」を確認すると離職率が10%未満の職場が全体の4割強あるのに対し、離職率30%以上の職場は全体の2割強あります。

 

介護以外の一般的な仕事の平均的な離職率は15%前後と言われていますから、ものすごく離職率が低い所もあれば、一方でものすごく離職率が高い職場があるのが介護職を取り巻く現状です。

 

だからこそ、介護職へ転職を考えたのならば、転職先として考える職場については必ず離職率をチェックすることが移設です。

 

自分に合った働き方の出来る「施設」を選ぶ!!

 

高卒のあなたが介護職への転職で失敗したくないのならば、「どんな施設で働くのか?」という事が意外と重要です。

 

高卒で介護職への転職を考える人の中には、介護職が初めてということもあって「施設」には沢山の種類があることを知らない人は少なくありません。

 

介護職と言うと寝たきりの老人の身の回りの世話をする事が仕事だと思っていませんか?

 

残念ながら、それは「特別養護老人ホーム」という施設を選んだ時の介護職のあり方でしかありません。

 

特別養護老人ホームは常に介護を必要とする寝たきりの老人や重い認知症を患っている老人の方を24時間体制で介護する施設であり、一般的な介護職のイメージは大抵これです。

 

しかし、介護職とは言えデイサービスだとまるで違う働き方になります。

 

それというのもデイサービスは、比較的元気な老人がほとんどであり、身の回りのことは自分でできる人も多いからです。

 

そして、24時間体制の介護ではなく、多くの場合日中、昼間だけ老人を預かるような形であり、そのサービス内容もレクリエーション的なものが主なものとなります。

 

また、グループホームの介護となると「介護をする」だけでなく、むしろ「見守る」事が重要になります。

 

なぜなら、グループホームは軽度の認知症を患う老人の方を預かる施設であり、認知症をこれ以上ひどくしないためにも自分でできることは積極的に自分で行ってもらうことが必要だからです。

 

いわゆる老健、介護老人保健施設はリハビリを行い、最終的には自宅に戻るための施設ですから、この場合も介護をすることよりも自分でできることは自分でやってもらう事が基本です。

 

つまり、「施設」によって24時間体制で夜勤などをする必要のある所もあれば、一方で昼間だけの介護職もあり、そして積極的に老人を介護する施設もあれば、どちらかと言うと困ったときに手を貸す役割を介護職が担う職場もあるのです。

 

ですから、自分に合った働き方ができる施設を選ぶことが高卒で介護職への転職を考えるあなたにとっても非常に大切なのです。

 

職場見学をさせてもらう!!

 

高卒のあなたが介護職としての転職を成功させたい!!絶対に失敗したくないと考えるのならば…

 

転職先として考える職場については必ず職場見学をさせてもらう事をおすすめします。

 

介護職を求める介護施設での職場見学は転職エージェントを通せば簡単にできますし、転職エージェントを通さない場合には自分でその施設に連絡を取れば簡単にできることがほとんどです。

 

大抵の介護現場では職場見学することが可能なので、本格的に転職を決めてしまう前に一度職場見学させてもらうことが大切です。

 

そして、そこで本当に自分でもやっていけそうか?を確認するのです。

 

また、職場見学の時に先ほどお話した離職率を含めその他気になることについては全て質問しておくといいですよ。

 

介護の現場では入所した直後に辞められるのが一番困ることであり、そうしたことを避けるためにも施設側にとって都合のいい所だけでなく、都合の悪い所も答えてくれることがほとんどです。

 

ですから、ぜひ職場見学の際にあなたの気になることを質問し、疑問を残さない形で転職を決める事が何よりも大切です。

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