高卒の男性が未経験から事務に就職する具体的手順
事務に就職したいけど高卒だし、何よりも男…女ならばまだしも男で事務職として採用してくれる会社って本当にあるんだろうか…
高卒男性で就職、あるいは転職を考える人の中には「事務職へ就職したい!!」と考える人も少なくありません。
しかし、なかなか就職活動や転職活動がうまくいかず「事務へ就職できない(T_T)」と嘆く高卒男性も少なくありません。
では、高卒男性が事務職に就職・転職することは不可能なのでしょうか?
いいえ、不可能ではありません。高卒男性が未経験の事務へ就職するためのチャンスは十分にあります。
…とは言え、どうすればそのチャンスを掴むことができるのか分からない…と言う人もいるので、ここで詳しくお話ししたいと思います。
高卒男性が事務へ就職することは可能!!でも「一般事務」は駄目!!
高卒男性であるあなたが事務職への就職を目指すのならば、絶対に意識しておかなければいけないのは、事務職への就職は可能だけれども一般事務を狙うのは駄目だということです。
高卒男性で事務職へ未経験から就職したいという人の中には、一般事務へ就職したいという人もいますが、高卒男性のあなたが一般事務を狙っても正直勝算はありません。
一般事務は圧倒的に女性を採用する企業が多く、なおかつ正社員として採用することは少なく、その多くが派遣社員やパート・アルバイトです。
男性を採用する企業も少なければ正社員として一般事務を採用する企業も少ないのが現実です。
それ故に、高卒男性であるあなたが正社員を目指して一般事務へ応募するというのは、宝くじを買うようなものです。
絶対にないとはいい切れませんが、かなり狭き門であることを自覚すべきです。
高卒男性が事務への就職を目指すのならば総務・経理・人事・
高卒男性であるあなたが事務への就職を目指すのならば、一般事務のような女性の派遣社員がメインとなる事務職ではなく、総務・経理・人事などの専門的な事務職への就職を目指すことが大切です。
なぜなら、総務や経理・人事のような専門的な次無職ならば普通に男性が働いていることは珍しくありませんし、正社員がメインとなっていることも珍しくありません。
場合によっては女性なんかよりも遥かに男性の方が多いことも会社によっては普通にあります。
もちろん、高卒であっても総務や経理・人事で働いている人は当然います。
だからこそ、女性の派遣社員やパートが中心となる一般事務のような事務職と違って高卒男性であるあなたであっても事務職への就職を目指すことが可能なのです。
高卒男性であるあなたが事務職への就職を目指すのならば総務・経理・人事などの専門事務職を目指すことが大切です。
未経験可で採用してくれる会社を見つけることに専念する!!
高卒男性であるあなたが事務職への就職、特に総務・経理・人事への就職を望むのならば、とにかく未経験可で採用してくれる会社を見つけることに専念して下さい。
何故こんなことを書くのか?と言うと、パソコン操作ができることを証明するためにMOSを取得したり、簿記のスキルを身に着けようと簿記資格をとったり、場合によっては国家試験である社労士の資格を取得しようとする人までいるからです。
残念ながら事務職未経験の高卒男性であるあなたがいくらこうした資格を取得した所で総務や経理・人事と言った事務職への就職が有利になることはありません。
なぜなら、実務経験がないからです。
確かにあなたが実務経験を持っているのならば、その実力を証明する材料の一つとし資格は有効です。
しかし、事務に関する実務経験のないあなたがいくらMOSや簿記、社労士の資格を振りかざした所で採用が有利になることはありません。
なぜなら、所詮座学に過ぎないからです。
高卒男性で事務職へ就職したいと言う人は「事務職は資格があればできる仕事」と考えがちですが、そんなことを考えているのは事務職の経験のない人だけです。
事務職は現場で学ぶことの方が遥かに多いのが現実です。
MOSでワードやエクセルの技術があった所でどういう書類を作ればいいのか?どう書類をまとめれば仕事で使いやすくなるのか?を理解していないようでは全く使い物になりません。
簿記にしても会社特有の勘定科目がありますし、時には業界特有の簿記(工業簿記や工事会計などはその一例)があり、さらには簿記試験では問題にならない税務まで実際には絡んでくるのですから資格があった所で仕事ができることを主張できるわけではありません。
社労士取った所でせいぜい労務関係の法律を勉強しただけであり、実際に人事に必要な給料計算なんかをやったことがある人はまずいません。
資格と実際の事務の現場で必要なスキルとは全くの別物なんです!!
現場で身につけるものが多いからこそ資格なんかよりも若さが重視されますし、だからこそ高卒男性であるあなたが事務へ就職したいのならばどんな形であれあなたを事務職として採用してくれる企業を見つけることを最優先して下さい。
就職や転職は若ければ若いほど有利であり、事務職なんかはその傾向が特に強い仕事です。
だからこそ、とにかくがむしゃらに未経験から採用してくれる企業を見つけて事務として就職してしまうことが大切です。
人事異動も視野に入れる!!
また、高卒男性であるあなたが事務職への就職を本気で目指すのならば、もう一つの方法として人事異動によって事務職へ就業することができる会社を狙うのも一つの手です。
「事務へ就職できない。゚(゚´Д`゚)゚。」なんて言う人ほど、日本の会社では外部からいきなり事務職採用をする企業が少ないという事実を知らなかったりします。
確かに事務職をいきなり外部の転職サイトや転職エージェントなどに求人を出す企業があるにはあります。
しかし、一方で外部には事務職の求人を出さない企業も多いのが事実です。
普通に営業職や技術職として採用して働いてもらい、事務職に欠員が出たらそこに営業職や技術職で事務職への適性のある人に異動してもらうと言う企業が意外と沢山あります。
だからこそ、高卒男性であるあなたが本気で事務職への就職を目指すのならばこうした人事異動も視野に入れた上で就職先を決めるのも一つの方法です。
一般に男性の事務職求人は少ないにも関わらず、企業の事務職関連の部署を見ると男性が沢山活躍しているのは実はこうした形で人事異動により事務職として就業している人が意外と沢山いるからです。
転職エージェントを利用して就職活動することが非常に大切!!
また、高卒男性であるあなたが総務・人事・経理などの事務職へ未経験で就職したいと考えたのならば、転職エージェントを利用することが非常に大切です。
絶対なんてことはないけれども「絶対!!」と言い切ってしまいたくなるくらいに非常に大切です。
事務職と言うのは基本的に大量採用するわけでなく、欠員補充として1名、2名を採用することが基本であることから、転職サイトのような公開型求人に求人を出すより転職エージェントのような所に求人を出したがります。
公開型求人を出して100人も200人も応募されても対応するのが大変なだけですし、その中に適切な人を見つけることができなければ広告代として数十万円から時には数百万円が無駄になることもあるからです。
一方、転職エージェントならば、非公開求人として求人を出し、本気で事務職を目指している人のみを厳選して企業に紹介してもらうことも可能なため、企業側の手間がかかりません。
企業が人材を紹介してもらったことから支払う人材紹介料にしても公開型求人と違い、紹介してもらった人材が企業に定着することで初めて支払いが完了する物となっているのでリスクが少ないのです。
だからこそ、企業は事務職求人は転職エージェントに求人を出したがります。
高卒男性でも就職できる事務職求人を本気で探すのならば、求人数が多い転職エージェントを利用しない手はありませんよ。
また、高卒男性であるあなたが事務職を目指す時には一つの方法として入社後に事務職への人事異動を狙うのも一つの方法ですが、こうした場合でも転職エージェントは使えます。
なぜなら、企業ごとの特徴をしっかりと理解しているので人事異動を願い出やすい職場か?人事異動願いが通りやすい傾向にあるのか?などに関する情報を持っていることも多いからです。
高卒男性であるあなたが事務職へ未経験で就職するとなると、少しでも若い方が有利なので、一日も早く本格的に就職活動・転職活動することをおすすめします。
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